カラヤン/マーラー:交響曲《大地の歌》【CD】【国内盤】

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中国の詩をテキストにした、管弦楽伴奏の6曲の歌曲からなる《大地の歌》。死を予感し始めたマーラーの晩年の心境を示す東洋的な美と厭世観が漂う交響曲で、作曲家が最後に到達した簡潔で透明な筆致の冴えは「素晴らしい」の一言に尽きます。作品の豊饒さや完全なる調和の世界を、カラヤンとベルリン・フィルハーモニーが圧倒的な説得力をもって描き出しており、ルートヴィヒとコロの名唱も特筆に値するものといえるでしょう。

[CD収録曲目]
グスタフ・マーラー:

大地の歌
アルト、テノールと大オーケストラのための交響曲
歌詞:ハンス・ベトゥゲ-詩集『シナの笛』から

1. 第1楽章:大地の哀愁を歌う酒の歌
2. 第2楽章:秋に寂しき者
3. 第3楽章:青春について
4. 第4楽章:美について
5. 第5楽章:春に酔える者
6. 第6楽章:告別


クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)[2, 4, 6]、ルネ・コロ(テノール)[1, 3, 5]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1973年12月 ベルリン、フィルハーモニー大ホール

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